「物理学」関係の本にはまっています。
自分は学が無いので、よく読みこんだり、他の本を資料としながら読んだりしないと正直解らない部分もあるのですが、そのような面倒な手順を踏んだとしても、先の関連本は面白い。
特に興味を引かれたのが、
この世の物質の最小単位のことを(物理学用語で?)「アトム」というらしいのだけれど、その「アトム」とされる物質が時代によって冠与されていく過程。
つまり、(当然といえば当然なのですが)科学の(発見力の)進歩に伴い、その時代時代での見つけることができる「最小単位=アトム」が違ってきている訳らしいです。
そうすると、「最小単位」つまり「基準とする値」が違ってくる訳だから、それを元としてきた計算や論理に影響が出てくる。
これは非常にオオゴトで、”今まで正しいと思ってきたもの=科学”が、(変貌する「アトム」によって)絶対的では無い事を示す。
現在確認されている「アトム」は”クウォーク”という物質らしいが、いずれひょっとしたら”クウォーク”より小さいアトムが見つかるのかもしれない。
その時、再び改竄・解明される科学の先に、一体何が待っているのか?
「科学」という、観測することによってのみ絶対的な、非常に曖昧な、その実、ノットイコール絶対的な存在が、
万物の礎とするわれわれだから、信じるものは個人で選ぶしかない。そのような事を「アトム」を見てると思う。
皇居に向かって敬礼!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(ブーム。)