S F や ホ ラ ー が す き
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先々月辺りに上野でダーウィン展なるものがやってたらしいのですが、結局行きそびれてしまったので、解消の意も兼ねココに散らかす。
「進化論」を扱った本でとにかくお気に入りのある本があるのですが(ネタバレを防ぐため? 題名は無記入)、其の中の ”人間は背中があるから進化をした” という説がお気に入り。
「人間」が霊長類の最高峰だとして、「背中がある」という(いわば死角のある)形状のまま、生存競争に打ち勝ち、環境に適応できたのは、まさにその「背中がある」故の、弱点克服の為の工夫こそ理由なのではないか?
脊椎動物・無脊椎動物。「この先どちらに進化するか?」を太古に問われた生物が、「背中」という弱点を選ぶことによって「人間」へと進化していった。そのプロセスは、非常に馬鹿馬鹿しいが、説得力がある。
「背中」という死角。そこから生まれる様々な感情・物理的な障害。
それを超越することが進化だと解く、この「進化論」。
論理こそ変化球には違いないが、僕は非常に感銘をうけたのです。ガラパゴス。