忍者ブログ

ヒューマン×ネクロロジー

S F や ホ ラ ー が す き 

禁則まとめ

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

禁則まとめ

【禁則・カテゴリ別作法】

<度>
1・連続8・5度は禁止。
 (外音・休符を以っても不可)
 (両方・あるいは一方が同音にとどまる場合は可)
 (連続5度は、反行・倚音なら可)
2・間接連続8・5度・増音程は、和音の変わり目で禁止。
 (制限等は連続8・5度と同等)
3・根音3度下行+第7音2度下行の8度は禁止。


<限定進行>
4・旋律(上声)の導音は、二度上行の限定進行。
 ・転調時の導音二度上行は可。
 ・Ⅴ7の第7音は、基本二度下行。
5・複音程進行・増音程進行の禁止。(倚音なら可)
 ・7度進行は、Ⅴ7の分散線としてのみ可。(倚音なら可)
 ・対斜進行(声部変移)不可。
6・第7音(セブンス)・第9音(テンション)は限定進行。
 ・偽進行はできない。
 ・半終止には使えない。


<伴奏・重複>
7・旋律と和音の連続8・5は許可。(バスと旋律もしくはソプラノに要注)
 ・更に限定進行、増音程進行も黙認。
 ・倚音と解決音がぶつかるのは不可。
8・(デミニッシュ等での)、強調の意図がない限り、重複音は根音。(1-5-3の順に優先)
 ・3は心臓。必ず和音伴奏に1コ入れる。(2コは強調等、意図がある場合のみ可)


<各声部の繋ぎ方>
1・上三声の繋ぎ方・四ヶ条
 ・共通音を持ち、他は最寄の音へ
 (ただしⅡ-Ⅴは、共通音を持たず、上三声を下行させる)
 ・共通音が無ければ、バスと上三声を反行させる
 (ただしⅤ-Ⅵの場合、導音は主音へ向かう)
 ・重音配置、Ⅱへの進行は跳躍のチャンス
 ・曲尾では最高声部を主音で終わらせる(その為あえて共通音を無視できる)
 ・(さらに、古典和声に忠実なら)平行8・5度、間接8・5度を禁ずる


<調>
9・【短調】
 ・旋律は「自然的短音階」で書く。
 ・Vの和音の影響を受けるときは「和声的短音階(導音を半音あげる)」。
 ・ただし、Vの中の外音に増2度ができるときは、外音を補正する。
10・調号をつける順番
  F > C > G > D > A > E > B


<和音の形>
1・基本形
 ・最低音が根音
 ・上三声の音の隙間は複音程以内で自由配置可
 ・バスと上三声は複音程離れていても可

2・転回1(六の和音)
 ・最低音が第3音
 ・基本形より柔かい響き
 ・主要三和音=上三声に第3音を重複させない

3・転回2(四六の和音)
 ・最低音が第5音
 ・主に主要三和音で使用
 ・不協和音のため、協和音に挟むのが良好
  =保続(バスを保ち、二つの和音に挟む)
  =経過(バス順次進行、二つの和音に挟む)


 
<和音進行>
11・四ヶ条
  1・主和音からはいかなる和音へも連結可
  2・主和音へは強進行(ⅤかⅦ-Ⅰ)か変進行(Ⅳ-Ⅰ)のみ可
  3・根音は、以下の3進行が優良
  4・終止構造を作らなければならない

11・4度上行      強進行
  3度下行      偽進行
  2度上行      変進行

12・Ⅲの進行
   III=vi:V7と同じ。
   III→VI  4度上行(強進行の代理)
   III→IV  2度上行(偽進行の代理)
  (覚え方:「刺し死、寒っ」=サシシサム) 

13・代理コード
  ・Ⅰ:(Ⅲ):Ⅵ
  ・Ⅳ:(Ⅵ):Ⅱ
  ・Ⅴ:(Ⅲ):Ⅶ
  (覚え方:「イザム、城に、ゴーさな」)

14・ダイアトニックの進行ルール
  ・Ⅰ→X
  ・Ⅱ→V(必ず)
  ・Ⅴ→ⅠかⅥ
  ・Ⅳ→Ⅵ 不可
  ・Ⅵ→Ⅰ 不可

14・セブンス・テンション
  ・省略するなら第5音
  ・テンションは転回させることはほぼ無い
  ・他の声部に置き換えることが可能(副7以外)

14・属7・9
  ・V7、V9の事
  ・他に導7、減7などもある 
  ・副7=上記以外。Ⅱ7、Ⅳ7が良く使われる

14・ドッペル(ドミナント・サブドミナント)
  ・ドミナントx-ドミナントyの連結
  ・サブドミナントx-サブドミナントyの連結(古典和声ではあまり使われない)


<終止>
15・V7→I、Ⅶ-Ⅰ (全終止)
  V       (半終止)
  V7→VI         (偽終止)
  IV→I         (変終止)

 ・全終止でⅤ、Ⅰが基本形、最高声部が主音=完全終止(曲尾に)

16・倚和音による終止
  (転回2)Ⅰ-Ⅴ
   ・(転回2)Ⅰはドミナントとみなされる

16・変終止②
  ・Ⅳは、Ⅱ・Ⅳの転回、Ⅵ、オーギュメント、同主調でも可。
   

16・終始前アクセント(倚和音は本来の和音と同じ長さか、長く)
   I/V-V
   I/V-V7

17・終止の強調
   V7/Ⅰ - I 
   IV/Ⅰ - I   (終止形のルートをトニク)
   Ⅱ/Ⅰ - I   (順次進行でルートをトニク)
  (ポイント:Ⅳ・Ⅱはそれぞれ”準”にすることも可)
   ただし、VI→V7→VI は不良。

18・ツーファイブワン(終止・転調に)
   II→V7→x:Ⅰ


<近親調>
19・近親調
  ・I・IV・V度調と、その平行調。(覚え方:「良い、死後」=イイシゴ)

 ・平行調
  (長調)
   Ⅰ-VI IV-II V-III (覚え方:「一路、死に、誤算」=イチロシニゴザン)
  (短調)
   I-III  IV-VI V-Ⅶ (覚え方:「遺産、知ろ、後な」=イサンシロゴナ)


<借用和音(音階と旋律第一。借用和音は、あくまで飾りとして心得よ)>
20・「二次V諸和音」=目的とする調の基音から、4度上行した根音で作る四和音。
          =終止後、「踏み石」として置く事で、延長演出。
   (長調・強進行)
    V7-Ⅱ、 ii:V7-Ⅲ、 iv:V7-IV、 v:V7-V、 vi:V7-VI       
    (覚え方:Ⅴ7の次はⅠか(転調する場合)Ⅱ。ii:V7-Ⅲ。あとは目的とする調のトニックのセブンス)
   (短調・強進行)
    V7-ⅠかⅡ、 iv:V7-IV、 v:V7、 vi:V7-V
    (覚え方:Ⅴ7の次はⅠか(転調する場合)Ⅱ。ii:V7は無し。あとは目的とする調のトニックのセブンス)

21・「同主調」
  ・
  ・準II→V、準II→I/V→V、準IV→I、IV→準IV→V。
  (覚え方:Ⅱ・Ⅳ・Ⅵが主に使われる。ツーファイブ、もしくは、変進行で使う。準Ⅳのみ、Ⅳの後に挿入可) 
  (ポイント:準固有和音は使い続ける。一度”準”を出したらその転調内でⅡ、Ⅳは”準”)
  ・偽終止からの「準VI」=グランドフィナーレ。 

22・その他(以下変質音、いずれも進行規制音。半音あがった音は、更に上行。下がった音は下行すべし)
  ・「ピカルディ」=短調・+I
   定石:V7 → V7/I - +Ⅰ 「全」

  ・「ドリア」=短調・+IV
   Iの後のみ可。教会旋法

  ・「ナポリ」=短調・-II
   Ⅴ・V/Ⅰの前のみ可。

  ・「増6諸和音(オーギュメント)」 
   ・イタリー、ドイツ、フランスの6
   ・短調の第6音の上に増6度
   ・部類=サブドミナント(よって、必ずドミナントの前)

  ・「増5の和音」
   ・長調の主要三和音の第5音を半音上げる


<転調>
23・転調
  (長調)x:V7→I(全終止)→y:V7→I(全終止)
  (短調)x:V7→I(全終止)→y:V7→Ⅰ→x:V7(踏み石の追加)
  (が、y:V7は、y:Zでも黙認)

24・部分転調(長調)
  ・部分転調には平行調がオススメ。
  ・全終止でなくとも、終止形の途中でも、転調可。

25・近親調以外への転調
  ・形式、楽節、終止構造の安定。主幹部への復帰の直前が、Ⅴ度調なら可。
  ・違和感とのバランスを考えて。 


<フーガ>
 ・反復模倣=主題を、かみ合わせ反復させること
 ・階梯模倣=主題を、順々に重ねていくこと
 ・転回模倣=主題を、上下転回して組み合わせること

<その他>
 ・ユニゾン(斉唱)=同じ音程(又は完全音程)で複数の楽器(人)が歌うこと。
 ・ポリフォニ(重唱)=別パートを歌うこと。
 ・ハモリ=ポリフォニから特に3度・6度を用いたパートを歌うこと。
 ・カノン=輪唱 

PR

コメント

カレンダー

06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリー

最新コメント

プロフィール

HN:
アカ
性別:
男性

バーコード

ブログ内検索