S F や ホ ラ ー が す き
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【禁則・カテゴリ別作法】
<度>
1・連続8・5度は禁止。
(外音・休符を以っても不可)
(両方・あるいは一方が同音にとどまる場合は可)
(連続5度は、反行・倚音なら可)
2・間接連続8・5度・増音程は、和音の変わり目で禁止。
(制限等は連続8・5度と同等)
3・根音3度下行+第7音2度下行の8度は禁止。
<限定進行>
4・旋律(上声)の導音は、二度上行の限定進行。
・転調時の導音二度上行は可。
・Ⅴ7の第7音は、基本二度下行。
5・複音程進行・増音程進行の禁止。(倚音なら可)
・7度進行は、Ⅴ7の分散線としてのみ可。(倚音なら可)
・対斜進行(声部変移)不可。
6・第7音(セブンス)・第9音(テンション)は限定進行。
・偽進行はできない。
・半終止には使えない。
<伴奏・重複>
7・旋律と和音の連続8・5は許可。(バスと旋律もしくはソプラノに要注)
・更に限定進行、増音程進行も黙認。
・倚音と解決音がぶつかるのは不可。
8・(デミニッシュ等での)、強調の意図がない限り、重複音は根音。(1-5-3の順に優先)
・3は心臓。必ず和音伴奏に1コ入れる。(2コは強調等、意図がある場合のみ可)
<各声部の繋ぎ方>
1・上三声の繋ぎ方・四ヶ条
・共通音を持ち、他は最寄の音へ
(ただしⅡ-Ⅴは、共通音を持たず、上三声を下行させる)
・共通音が無ければ、バスと上三声を反行させる
(ただしⅤ-Ⅵの場合、導音は主音へ向かう)
・重音配置、Ⅱへの進行は跳躍のチャンス
・曲尾では最高声部を主音で終わらせる(その為あえて共通音を無視できる)
・(さらに、古典和声に忠実なら)平行8・5度、間接8・5度を禁ずる
<調>
9・【短調】
・旋律は「自然的短音階」で書く。
・Vの和音の影響を受けるときは「和声的短音階(導音を半音あげる)」。
・ただし、Vの中の外音に増2度ができるときは、外音を補正する。
10・調号をつける順番
F > C > G > D > A > E > B
<和音の形>
1・基本形
・最低音が根音
・上三声の音の隙間は複音程以内で自由配置可
・バスと上三声は複音程離れていても可
2・転回1(六の和音)
・最低音が第3音
・基本形より柔かい響き
・主要三和音=上三声に第3音を重複させない
3・転回2(四六の和音)
・最低音が第5音
・主に主要三和音で使用
・不協和音のため、協和音に挟むのが良好
=保続(バスを保ち、二つの和音に挟む)
=経過(バス順次進行、二つの和音に挟む)
<和音進行>
11・四ヶ条
1・主和音からはいかなる和音へも連結可
2・主和音へは強進行(ⅤかⅦ-Ⅰ)か変進行(Ⅳ-Ⅰ)のみ可
3・根音は、以下の3進行が優良
4・終止構造を作らなければならない
11・4度上行 強進行
3度下行 偽進行
2度上行 変進行
12・Ⅲの進行
III=vi:V7と同じ。
III→VI 4度上行(強進行の代理)
III→IV 2度上行(偽進行の代理)
(覚え方:「刺し死、寒っ」=サシシサム)
13・代理コード
・Ⅰ:(Ⅲ):Ⅵ
・Ⅳ:(Ⅵ):Ⅱ
・Ⅴ:(Ⅲ):Ⅶ
(覚え方:「イザム、城に、ゴーさな」)
14・ダイアトニックの進行ルール
・Ⅰ→X
・Ⅱ→V(必ず)
・Ⅴ→ⅠかⅥ
・Ⅳ→Ⅵ 不可
・Ⅵ→Ⅰ 不可
14・セブンス・テンション
・省略するなら第5音
・テンションは転回させることはほぼ無い
・他の声部に置き換えることが可能(副7以外)
14・属7・9
・V7、V9の事
・他に導7、減7などもある
・副7=上記以外。Ⅱ7、Ⅳ7が良く使われる
14・ドッペル(ドミナント・サブドミナント)
・ドミナントx-ドミナントyの連結
・サブドミナントx-サブドミナントyの連結(古典和声ではあまり使われない)
<終止>
15・V7→I、Ⅶ-Ⅰ (全終止)
V (半終止)
V7→VI (偽終止)
IV→I (変終止)
・全終止でⅤ、Ⅰが基本形、最高声部が主音=完全終止(曲尾に)
16・倚和音による終止
(転回2)Ⅰ-Ⅴ
・(転回2)Ⅰはドミナントとみなされる
16・変終止②
・Ⅳは、Ⅱ・Ⅳの転回、Ⅵ、オーギュメント、同主調でも可。
16・終始前アクセント(倚和音は本来の和音と同じ長さか、長く)
I/V-V
I/V-V7
17・終止の強調
V7/Ⅰ - I
IV/Ⅰ - I (終止形のルートをトニク)
Ⅱ/Ⅰ - I (順次進行でルートをトニク)
(ポイント:Ⅳ・Ⅱはそれぞれ”準”にすることも可)
ただし、VI→V7→VI は不良。
18・ツーファイブワン(終止・転調に)
II→V7→x:Ⅰ
<近親調>
19・近親調
・I・IV・V度調と、その平行調。(覚え方:「良い、死後」=イイシゴ)
・平行調
(長調)
Ⅰ-VI IV-II V-III (覚え方:「一路、死に、誤算」=イチロシニゴザン)
(短調)
I-III IV-VI V-Ⅶ (覚え方:「遺産、知ろ、後な」=イサンシロゴナ)
<借用和音(音階と旋律第一。借用和音は、あくまで飾りとして心得よ)>
20・「二次V諸和音」=目的とする調の基音から、4度上行した根音で作る四和音。
=終止後、「踏み石」として置く事で、延長演出。
(長調・強進行)
V7-Ⅱ、 ii:V7-Ⅲ、 iv:V7-IV、 v:V7-V、 vi:V7-VI
(覚え方:Ⅴ7の次はⅠか(転調する場合)Ⅱ。ii:V7-Ⅲ。あとは目的とする調のトニックのセブンス)
(短調・強進行)
V7-ⅠかⅡ、 iv:V7-IV、 v:V7、 vi:V7-V
(覚え方:Ⅴ7の次はⅠか(転調する場合)Ⅱ。ii:V7は無し。あとは目的とする調のトニックのセブンス)
21・「同主調」
・
・準II→V、準II→I/V→V、準IV→I、IV→準IV→V。
(覚え方:Ⅱ・Ⅳ・Ⅵが主に使われる。ツーファイブ、もしくは、変進行で使う。準Ⅳのみ、Ⅳの後に挿入可)
(ポイント:準固有和音は使い続ける。一度”準”を出したらその転調内でⅡ、Ⅳは”準”)
・偽終止からの「準VI」=グランドフィナーレ。
22・その他(以下変質音、いずれも進行規制音。半音あがった音は、更に上行。下がった音は下行すべし)
・「ピカルディ」=短調・+I
定石:V7 → V7/I - +Ⅰ 「全」
・「ドリア」=短調・+IV
Iの後のみ可。教会旋法
・「ナポリ」=短調・-II
Ⅴ・V/Ⅰの前のみ可。
・「増6諸和音(オーギュメント)」
・イタリー、ドイツ、フランスの6
・短調の第6音の上に増6度
・部類=サブドミナント(よって、必ずドミナントの前)
・「増5の和音」
・長調の主要三和音の第5音を半音上げる
<転調>
23・転調
(長調)x:V7→I(全終止)→y:V7→I(全終止)
(短調)x:V7→I(全終止)→y:V7→Ⅰ→x:V7(踏み石の追加)
(が、y:V7は、y:Zでも黙認)
24・部分転調(長調)
・部分転調には平行調がオススメ。
・全終止でなくとも、終止形の途中でも、転調可。
25・近親調以外への転調
・形式、楽節、終止構造の安定。主幹部への復帰の直前が、Ⅴ度調なら可。
・違和感とのバランスを考えて。
<フーガ>
・反復模倣=主題を、かみ合わせ反復させること
・階梯模倣=主題を、順々に重ねていくこと
・転回模倣=主題を、上下転回して組み合わせること
<その他>
・ユニゾン(斉唱)=同じ音程(又は完全音程)で複数の楽器(人)が歌うこと。
・ポリフォニ(重唱)=別パートを歌うこと。
・ハモリ=ポリフォニから特に3度・6度を用いたパートを歌うこと。
・カノン=輪唱